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Blogカメラ講座・撮影テクニック
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2020.09.10カメラ講座・撮影テクニック
絶対わかる一眼レフ初心者講座【ホワイトバランス】について。現役カメラマンが教えます。
皆さんこんにちわ!こんばんわ!
出張撮影ななです。
今回はカメラマンによる【ホワイトバランス】の解説をしたいと思います。
ちなみにホワイトバランスの調整は初心者にとっては難しくなっております。
AWB(オートホワイトバランス)という機能があるので基本的にその状態でOKです。
ただ知識としては持っておいた方が絶対に良いので学んでおきましょう。
↓この記事はこんな方に向いています。↓
- 一眼レフ(ミラーレス)を購入したばかりでカメラの事をもっと知りたい。
- ホワイトバランスってどんな機能なのか?
- 難しい事は置いといてシンプルに知識を得たい。
カメラの構造について語るとかそんな難しい話や関係のない話は可能な限り削ってます。
難しい専門用語もできるだけ控えてこれだけ知っていればOKをお届けします。
カメラの基礎の記事は他にも用意しています。
絶対わかる一眼レフ初心者講座【iso感度】について。現役カメラマンが教えます。
目次
- ○ 絶対わかる一眼レフ初心者講座【ホワイトバランス】について。現役カメラマンが教えます。
- ・白熱電球の光。
- ・蛍光灯の光。
- ○ ホワイトバランスの調整の有無を見比べよう!
- ・ホワイトバランス調整なし。
- ・ホワイトバランス調整あり。
- ○ ホワイトバランスの数値について。
- ○ 一眼レフを操作してホワイトバランスを変更してみよう!
- ・メニュー画面からホワイトバランスのページを選択。
- ・ホワイトバランスの数値を選択する。
- ○ まとめ
- ・おまけ
絶対わかる一眼レフ初心者講座【ホワイトバランス】について。現役カメラマンが教えます。
ではさっそくホワイトバランスを知っていきましょう。
まずなぜホワイト??バランス?なんかカッコいいけど何その名前って感じですよね。
→色んな光源のもと白を代表にどう色を調整するか、バランスを決めるか、、なんかそんな感じで、、
頭痛くなるのでとりあえず特徴だけ知って下さい!笑
さてさて特徴は以下の①つになります。
①写真の色温度(暖色-寒色)を調整する。
よくわからないですよね!解説していきますね。
カメラで写真を撮ってみると暖色系が強かったり、寒色系が強かったりして自分が見ている空間と違った色合いの雰囲気になることがあります。
それを自分の目で見た自然な色合いに近づけるためにホワイトバランスを調整するといった感じになります。
今までにこんなことってありませんでしたか?
室内で撮った写真が全体的に暖かみが強すぎる(全体的に赤っぽくなった)
それは人間の目で見た空間と明らかに違いますよね!実は人間の目って凄いんです!
赤く見えていたり青く見えていたりすることを自動的に補正して、自然な色合いに見えるようにしているのです。
つまり一眼レフのAWB(オートホワイトバランス)は人間の目には遠く及ばないが頑張って補正してくれている。と言ったイメージです(笑)悪く言うと人間の目の劣化版ですね。
なのでAWBで対応しきれない空間の時は自分で調整する必要が出てくるということですね!
ざっくり言うとこんな感じになります。
そして色温度(暖色-寒色)って何?ってなっていると思うので詳しく話していきますね。
まずは次の暖色系と寒色系の参考写真を見てみましょう!
白熱電球の光。
赤みがかった光、イメージでいうとなんとなく暖かい感じがして落ち着きのある空間といった感じでしょうか?
→それを暖色系、色温度が低いと言います!(見た目からして温度高いって思いがち)
蛍光灯の光。
部屋全体が白く光り、職場の事務所、会議室などでよく使われている明かりですね!
→それを寒色系、色温度が高いと言います!(見た目からして温度低いって思いがち)
ホワイトバランスの調整の有無を見比べよう!
ホワイトバランス調整なし。
白熱電球の部屋で撮影。
AWB(オートホワイトバランス)に任せて撮りました。
ホワイトバランス調整あり。
ホワイトバランスを自分でカスタムして撮影しました。
全然違いますね!!
結局は好みになると言ったらそうなりますが、こっちの方が見やすい写真ではありますよね!
ホワイトバランスの謎はカメラを撮り慣れてきたくらいにぶつかる壁なのです。
知っているだけで全然写真の質変わってくるので覚えておきましょう!
ホワイトバランスの数値について。
ホワイトバランスには数値が存在します。
2000K、4000KといったようにK(ケルビン)という単位で表示されます。
白熱電球が約3000K
蛍光灯が約4500Kと言ったように大体の数値を覚えておくとまぁ良いんですが頭痛くなるのではっきり言ってなんとなく覚えておけばOKです。
カメラに詳しく記載されてますし、何度も使ってるうちに慣れてきます!
一眼レフを操作してホワイトバランスを変更してみよう!
今回は初心者が最も使っているCanonのEOSkissシリーズで説明していきたいと思います。
※別機種、別メーカーを使っている方でも記載されている用語、動作は基本的に同じです。
メニュー画面からホワイトバランスのページを選択。
初期設定から何も変更してなければSETと言うボタンを押すと画面のメニューを操作できるようになります。kissシリーズはスマホのように画面タッチが可能ですので操作方法は自分に合ったものでOKです。
ホワイトバランスの数値を選択する。
次に撮影する環境にあったホワイトバランスの数値を選択しましょう。
参考写真に「日陰での撮影に適しています」と書かれているように最近のカメラではどんなシーンでおすすめなのかを記載してくれております。まずはそれに従って撮影してみましょう。
!豆知識!
カメラが上位機種になれば、数値を100単位で細かく操作できるようになります。
初心者向けカメラは基本的に写真のような決まった数値を選択する形になります。新機種であれば追加されてるやつもあるかもです。自分のカメラを見てみましょう。
まとめ
ホワイトバランスご理解いただけましたでしょうか?
数字もややこしいし頭痛いですよね(笑)
今回の学び
①ホワイトバランスの特徴は写真の色温度を調整。
②とりあえず知識は持っておいてAWB(オートホワイトバランス)で撮影でOK。
③どうしてもオートで上手くいかない時は数値変更を頑張ってみよう。
と言った感じですね!
最後に。
カメラの勉強を始めた時に絞り、シャッター速度などが気になって意外と無視されることも多いホワイトバランス。
ですがカメラを極めれば極めるほど分かってくるかと思いますが写真の第一印象を作る一番大事な部分と言っても過言ではありません!僕はお客様相手に撮影、編集している時はかなり意識してます!
慣れてきた頃に改めて挑戦してみて下さい。
おまけ
初期設定の一眼レフの保存形式は基本的にJPEGです。
保存形式を変更してRAW(ロウ)と言った生のデータで保存することも可能になってます。(1枚の容量えぐいので注意。)
そのデータならば後から編集ソフトを通してホワイトバランスを自由に変えることができますよ。(JPEGは無理。)
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