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Blogカメラ講座・撮影テクニック・出張撮影の豆知識
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2022.12.22カメラ講座・撮影テクニック・出張撮影の豆知識
【関西】お宮参りなどの記念にみんなで写真を残しませんか?『集合写真』のポイント④つを記載。
数ある出張撮影記事から選んでいただきありがとうございます。
この記事は出張撮影での集合写真についての紹介記事です。
以下のような方に向けて記載しました。
・出張撮影を検討している。
・集合写真を撮るときの参考にしたい。
この記事を書いたカメラマンの簡易プロフィール。
保有資格:『フォトマスター検定』『保育士資格』『幼稚園教諭第一種』『ヘルパー1級』
使用カメラ:Canon EOS R5
目次
集合写真の大事なところ
どんなジャンルの撮影をするときでも対象が人であれば必ず撮るのが集合写真です。
記事を書いている出張撮影ななではみんなで写ることを大切にしていますのでいつも撮影開始時に撮ることにしています!
例えばの話ですが、家族歴が長いほど写真って撮らなくなってくるところが多いので、子供のために頼んだ出張撮影でも、それをきっかけにみんなで写った写真があれば良いなと思っています。
では早速、集合写真で絶対に気を付けるポイント。
①綺麗な並び方(バランス)で撮影する。
②全員の顔のピントが合うように撮影する。
③全員がカメラ目線。
④色んな大きさの集合写真を撮る。
①〜④をそれぞれ詳しく記載していきます!
①綺麗な並び方(バランス)で撮影する。
これは七五三の集合写真ですね。
オススメの綺麗な並び方はやはり横並びです。出張撮影ななではほぼこの形で撮ります。
お子さんも横に並ぶと妙な空間ができてしまうのでお子さんはお父さんやお母さんの前に立ってもらっています。
ですが、単純に綺麗に横に並べば良いってわけではないですので以下をご覧ください。
綺麗に並ぶポイント💡
身長を意識する。
例えば、ずば抜けて身長が高い人が真ん中にいると違和感があったりします。
この写真は端から端にかけて逆アーチ状に並んでいますので個人的に理想な形です。
↑子供たちだけの写真でもバランス良くなります。
各自のふさわしい立ち位置を意識する。
もちろん先ほどの写真のように身長で並びを意識するのは大事ですが、撮影ジャンルによっては各自ふさわしい立ち位置が存在します。
↑これはお宮参り写真ですが、真ん中の3名(赤ちゃん含む)が主役の家族です。
お父さん側の両親とお母さん側の両親で両サイドに分かれています。身長を意識してバラバラに配置するよりもしっかり家族ごとに並ぶことが大事なシーンです。
それでももちろんバランスは意識しているので、例えばですが右側の祖父母様2名の立ち位置が逆だったら(祖母が端)ちょっと違和感のある写真になっていたと思います。
②全員の顔にピントが合うように撮影する。
どんなシーンでも全員の顔にピントが合うように撮影を意識しています。ピントが合うようにと言うより後列の人の顔がぼやけないように。といった方が正しいかも。
ピントを合わせるのはプロとして当然のことかと思いますが並び方や撮影環境によっては案外首を傾げるシーンも多いです。
この写真は前列に4人(赤ちゃん含む)、後列に2人で撮っていて列ができていますので、一旦前列にピントを合わせて絞りの数値を上げて後列までピントが届くようにしています。
絞りの勉強をしたい方は【Av(A)モード】を使ってみよう!一眼レフをマスターしよう!
集合写真で列ができる時は必ず絞りを意識しましょう。
つまり先ほど紹介したように横一列に並ぶと全員にピントを合わせるのも安易になる。というメリットもあるのです。
③全員がカメラ目線
特に子供がいたら難しいことかもしれませんが、全員がカメラを向いている写真は必ず残せるようにしています。
向いてもらうテクニックはたくさんありますが今回の記事では割愛します。
大人だけの集合写真でもカメラマンの背後にある何かを見ていたり、目瞑りをしてしまったりとミスショットはたくさんあるので必ずその時に確認して、妥協せずに全員が向くように声をかけて撮影を繰り返します。
↑大人と子供は身長差があるのでしゃがんで顔の位置を一緒にするのもポイントの一つです。
編集者に腕があるのであれば後から合成を使うのも最終手段です。ですができれば撮影中に完了させておきたいですね!
④色んな大きさの集合写真を撮る。
背景の建物全体を入れた集合写真も素敵です。
やはり広く撮れば撮るほど人は小さく写りますがこれはこれで良くて人気の構図です。
↑そのままズームで撮るとこんな感じに。
↑建物全体を写したままもうちょっと人を大きく写したいとなれば建物から離れて撮れば良いです。
単純に離れるだけでなく、建物と被写体の距離、そして被写体とカメラマンの距離、どれだけレンズをズームさせるか、この三つを意識して撮る必要がありますのでやってみると意外と難しいです。
それにしても我ながら良い写真…プロとなればこんな移動中のシーンも逃さないですよ。笑
まとめ
いかがでしたでしょうか?
集合写真は結構奥が深くて難しい!知識も必要でテクニックもたくさんあります。
ただ並んで撮るだけでしょ?って思う方も多いですが、いざやってみるとこれが本当に難しい…仕事だと特に…
たまに撮るのを忘れる方もいるみたいで、結構多いのが上半身アップの集合写真しか撮ってないってミス。それだけでも良いってお客さんも多いでしょうけど出張撮影ななでは撮れるようにこれからも意識していこうと記事を書きながら改めて思いました。
インスタにもたくさんの写真を掲載しておりますのでご確認ください。
他にもたくさんの出張撮影記録を残していますのでカテゴリー「撮影会」からご覧ください!!
【出張撮影なな】は家族の絆を結ぶお写真の提供を目指しております。
【アンカリング】をご存知ですか?例えばですがある音楽を聞いたら夏を思い出す、ある匂いを嗅いだらあの人を思い出す、ような感じで、五感を刺激することがトリガーになり、何かをパッと思い出すことです。僕は自分の写真がお客様のアンカーになることを願って撮影しております。刺激される五感は視覚です。いつか写真を見たときに撮影時の家族を大切に思う気持ちや楽しかった思い出が蘇るように。
アルバムに大切に保管したり、写真立てにして飾ったりしてみてくださいね。
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