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Blogカメラ講座・撮影テクニック
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2020.09.10カメラ講座・撮影テクニック
絶対わかる一眼レフ初心者講座【絞り(F値)】について。現役カメラマンが教えます。
皆さんこんにちわ!こんばんわ!
出張撮影ななです。
今回は現役カメラマンによる【絞り】の解説をしたいと思います。
※ちなみに絞りは別名F値(エフち)と呼ばれることもあります。
絞り=F値
本記事では『絞り』で統一したいと思います。
↓ちなみに、この記事はこんな方に向いています。↓
- 一眼レフ(ミラーレス)を購入したばかりでカメラの事をもっと知りたい。
- 絞りってどんな機能なんだろう!
- 難しい事は置いといてシンプルに知識を得たい。
カメラの構造について語るとかそんな難しい話や関係のない話は可能な限り削ってます。
難しい専門用語もできるだけ控えてこれだけ知っていればOKをお届けします。
はじめに
ではさっそくはじめていきましょう!
絞りとはまず上記の写真のようなレンズ内にある円形のシャッターがあるのですがそれを開けるか閉めるかを調整する事を言います。
レンズ内なので実際に見ることは出来ないです。(ネジを回して絶対に開けたりしないように笑)
それによって起こる特徴が以下の②つになります。
②写真の明るさを調整できる。
この二つだけです!
背景のボケ感なんかは写真の雰囲気ガラッと変化するので必ず知っておきたいですね。
とても簡単にお伝えしましたが知っておいて損のない失敗例なんかもあるので一つずつ詳しく解説していきたいと思いまし。
特徴① 背景のボケ感を調整できる。
一眼レフを購入したばかりの方は『背景のボケ感』ここにこだわる方は多いのではないでしょうか。一眼レフの醍醐味と言っても良いかもしれませんね!
そのボケ感を絞りの数値によって意のままに作ることができます!
※自分のカメラのレンズによって絞りの数値の変更幅は変わります。
数値が小さいほどボケ感は強くなる(初心者用のレンズとかだと大体数値3.5〜4.0が最低数値、それでも十分ボケ感は楽しめます。)
その逆で数値が大きいほどボケ感は弱くなるということになります。
以下のような画像を用意しましたので参考にして下さい。
数値の動かし方も気になりますよね!
見様見真似で簡単に出来ますが、とりあえず知識を得るのが大事と言うことで操作方法は控えております。
次に写真を見てボケ感の違いを見てみましょう!
ボケ感 「強」 絞り1.8
ボケ感 「弱」 絞り8.0
このように見てわかるように背景のボケは1.8から8.0に数値が変わるだけでこれだけ変化します。
繰り返しにはなりますが、背景をはっきりと写したいと思うのであれば数値を上げればOKということです。
次に、②つ目の特徴にうつる前によくある失敗例をあげておきます。
絞りでよくある失敗
背景のボケ感を強めることは被写体を目立たせることができてより素敵な写真が完成します!
ですがボケ感に頼っているとせっかくの良いシーンを失敗に終えてしまうこともあります。
例えばボケ感強めの設定で2、3列ある集合写真を撮るイメージをしてください。
一番前の人にピントを合わせてシャッターを押すと、2、3列目の人の顔がぼやけてしまいます。イメージできますか??
せっかくなので全員にピント合わせたいですよね!
つまり!!全員にピントが合うように絞りの数値を高めておく必要がある。ということです。
ボケ感強めの写真ばかりにこだわっているといざと言うときにピントが届いていなかったなんてことになってしまいます。
次の写真でピント距離のイメージを掴みましょう。(失敗例に人間様をアップしたくないので撮影に使うぬいぐるみ達を使います。笑)
後ろの人がぼやけた写真 絞り3.5
後ろの人にもピントが届いた写真 絞り8.0
特徴② 写真の明るさを調整できる。
絞りのもう一つの特徴が写真の明るさを調整できることです。
先ほど絞りの数値を動かす解説をしましたが、これも同じ。
数字が小さいほど写真は明るくなる。(例、数値3.5)
その逆、数字が大きいほど写真は暗くなります。(例、数値6.3)
と言うことですね。
レンズ内のシャッターが大きく開いている時は多く光を取り込むと言うことですね!
ではここでもう一度以下の画像を見てみればわかるかと思いますが、シャッターが大きく空いていると光の入る量も多いのはわかりますね!シンプルに考えましょう。
「絞りの数値の変更幅はレンズによって変わります。シンプルに明るさを作りやすいと言う考えから絞り2.8以下に下げれるレンズが人気ですよ!」
まとめ
さて、【絞り】についてわかっていただけたでしょうか?
実は絞りのテクニックは他にもあるのです。
ですが、最初に取り入れる知識はこれで十分です。
全てを覚える必要はないので、絞りの数値が下がったらこうなる、数値が上がったらこうなる。
それくらいシンプルに覚えておくことをおすすめします!一度扱えるようになれば繰り返すことでさらに知識が深まっていきます!
以下改めてまとめますね!
→写真の背景のボケ感が強くなる!また、写真が明るくなる。
絞りの数値を大きくすると
→写真の背景のボケ感が弱くなる!また、写真が暗くなる。
え!写真暗くなったらどうすればいいの!?と思うかもしれませんが、それは一眼レフの他機能の【シャッター速度】と【iso感度】を理解し写真の明るさをコントロールする必要があります!
理解してしまえば簡単ですので頑張って覚えましょう。
次は【シャッター速度】と【iso感度】の知識を取り入れましょう!!
絶対わかる一眼レフ初心者講座【シャッター速度】について。現役カメラマンが教えます。
絶対わかる一眼レフ初心者講座【iso感度】について。現役カメラマンが教えます。
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