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Blogカメラ講座・撮影テクニック
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2022.12.31カメラ講座・撮影テクニック
【星の撮り方】最低限の用意で誰でも星は撮れます。めっちゃ簡単です。
数ある星空撮影の記事から選んでいただきありがとうございます。
出張撮影ななのナカツカと申します。
この記事は星の撮り方に関しての記事です。
以下のような方に向けて記載しました。
・星を撮ってみたいけど撮り方がわからない。
この記事を書いたカメラマンの簡易プロフィール。
プロカメラマン:ナカツカ(30代男性)
保有資格:『フォトマスター検定』『保育士資格』『幼稚園教諭第一種』『ヘルパー1級』
星の撮り方。
まずは星を撮る時に必要なものと条件を知っておきましょう。
必要なもの
①シャッター速度を調整できるカメラ。
②三脚。(風で揺れない強い三脚ほど良い。)
必要な条件
①ある程度肉眼で星が見える場所。
②月や町の街灯などの明かりは星の撮影に邪魔になるので月が隠れるような時間を狙いましょう。
↑もちろん月があっても工夫次第ではこんな写真も撮れます。
↑星の撮影は上記のような物と条件が必要になります。
ちなみに星の撮影をする時は必ず暗い環境になりますのでシャッター速度が鍵となります。知識を持っておくと全然違いますので以下からどうぞ。
→絶対わかる一眼レフ初心者講座【シャッター速度】について。現役カメラマンが教えます。
では次に簡単に星が撮れるまでの流れを記載していきます。
星が撮れるまでの流れ。
①星が見える場所までいく。
②三脚にカメラをつける。(三脚を使わなくても固定する場所があればそれでもOK)
③星空にカメラを向ける。
④カメラ(レンズ)のフォーカスモードをマニュアルに設定する。
⑤マニュアルフォーカスで星にピントを合わせる。(オートフォーカスで意図的に星を撮るのはほぼ不可能。)
⑥シャッター速度を8秒を軸に絞りとISO感度を調整。(環境で変化しますがまずはだいたい絞り2.8〜4.0、ISO感度2000〜5000くらいで良いと思います。なぜ8秒なのかは次の見出しで記載します。)
⑦シャッターを押して8秒間わくわくして待ちましょう!
ある程度操作方法を知っている人はここまでで撮れる人もいると思いますが、初めて星を撮る方がぶつかる壁は⑤と⑥です。次に詳しく記載しておきます。
⑤と⑥について。
⑤について。
星にピントを合わせるのは初めてだと結構難しいですので頑張りましょう。
なぜマニュアルフォーカスで撮るのかというとオートフォーカスだとカメラが星を見つけてピントを合わせることが出来ないからです。
なので自分で合わせる必要があります。
まずはモニターに写る星がよく見えるようにモニターの明るさをMAXにしておくと良いです。
実はほとんどのカメラのモニターは拡大して見ることが出来ます。これが星にピントを合わせるポイントです。
操作方法はカメラによって違うので探してみてください。Canonは虫眼鏡みたいなボタンになると思います。
拡大して光っている星を探してマニュアルフォーカスで星が一番キラキラしているところで合わせればOKです。
⑥について。
シャッター速後は8秒で撮るのがおすすめです。
それ以上シャッター速度を遅くするのはオススメで気なくて、その理由が星は少しずつ動いていますので10秒以上に設定すると以下のような写真になります。
拡大するとこんな感じで星が流れてしまった写真になります。
ただ、拡大しなければそこまで目立たないのでこれが気にならないのであれば、8秒以上でも大丈夫です。
拡大なしで↓こんな感じなので気にならないかもですね。
8秒がギリギリブレないので覚えておきましょう。
編集ソフトをお持ちの方は後で明るくするのも良いです。
その他ポイント。
①星の写真はホワイトバランスも結構重要になります。
RAWデータで撮っておけば後から変更できるのでオススメです。
(これも編集ソフトがあればの話ですが。)
②基本的に夜で気温は寒くなるのでバッテリーの減りも早いです。バッテリーの数を何個か持っていくかなど対策をとっておきましょう。
【難しい用語なし】カメラバッテリーの持ちを良くするために撮影中にできる事
星写真集。
慣れてくると景色を考えたりしてたくさんの写真が撮れちゃいます。
和歌山の橋杭岩で撮った一枚。日中だと岩手前は海になっていますよ!
↑星だけじゃなくて街にある色んなものを入れて撮るのも面白いですね。
↑北斗七星。(ソフトフィルターをつけて撮ったので光力の強い北斗七星のみが目立った写真に仕上がりました。)
星の撮影に使う場合は光のにじみは弱めがオススメです。
ソフトフィルターを買うときは自身が使うレンズのサイズを間違わないようにしてください。
また、サイズによっては金額が変わります。
大は小を兼ねるので、一番大きいサイズを買っておくと自分が手で支えておくことでどのレンズでも使うことができたりもします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
星の撮影は初心者にとっては難しく感じますが実は結構簡単です。
三脚が必要とかちょっと入りがめんどくさいのが原因で、やる前に終わってしまう方も多いです。
やり方さえ分かればって感じなので一度この記事を見ながら撮影してみていただければと思います。
一度撮れるとシャッター速度の仕組みなども分かってくるので撮り手としてのレベルアップも期待できますよ!
ぜひチャレンジしてみてください。
【出張撮影なな】は家族の絆を結ぶお写真の提供を目指しております。
【アンカリング】をご存知ですか?例えばですがある音楽を聞いたら夏を思い出す、ある匂いを嗅いだらあの人を思い出す、ような感じで五感を刺激することがトリガーになり、何かをパッと思い出すことです。僕は自分の写真がお客様のアンカーになることを願って撮影しております。刺激される五感は視覚です。いつか写真を見たときに撮影時の家族を大切に思う気持ちや楽しかった思い出が蘇るように。
アルバムに大切に保管したり、写真立てにして飾ったりしてみてくださいね。
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