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Blogカメラ講座・撮影テクニック
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2020.09.24カメラ講座・撮影テクニック
【シャッター速度】【絞り】【iso感度】の関係性、考え方を現役カメラマンが解説。
皆さんこんにちわ!こんばんわ!
出張撮影ななです。
今回は【シャッター速度】【絞り】【iso感度】の関係性、考え方を学んでほしいなと思います。
【露出三要素】と呼ばれます。
※露出=写真の明るさ。
最初ってここ本当に難しいんですよね。
ただ、この【露出三要素】さえ学んでしまえば自分の意図で写真を撮ることが可能になります。
本当にカメラが楽しくなるのはそこからです!
がんばりましょう!
まずはそれぞれの特徴を解説した記事がありますのでそちらを拝見してみてくださいね。
初心者のための一眼レフ講座【絞り】について。
初心者のための一眼レフ講座【シャッター速度】について。
初心者のための一眼レフ講座【iso感度】について。
この記事はこんな方に向いてます。
- シャッター速度や絞りの関係性を知りたい。
- 写真の明るさを自分で調整してみたい。
ではできるだけ簡単に解説していきたいと思います!
目次
【シャッター速度】【絞り】【iso感度】の関係性、考え方を現役カメラマンが解説。
【シャッター速度】【絞り】【iso感度】それぞれの特徴は理解できましたでしょうか?
次はこの3つの関係性を学んでいきましょう!
この関係性をしっかり理解することができたら自分で数値を設定して、写真の明るさや背景のボケ感などを自由に表現できるようになります。
頑張って覚えていきましょう!!
一眼レフ(カメラ)の本当の楽しさはここからですよ!!
まずは露出三要素のおらさい。
まずは添付画像でおさらいしておきましょう。
【シャッター速度】【絞り(F値)】【iso感度】の特徴を改めてまとめておきました。
※保存していつでも見れるようにしてくれても大丈夫です!
この写真でも三要素の関係性がある程度わかります。
単純に考えて写真を明るくしたければ全て左に
写真を暗くしたければ全て右に。
しかりそれぞれにデメリットがあるのはご存知ですか?
画像に記載されている通りシャッター速度は明るくすればブレやすく、iso感度は明るくすればノイズが増えます。
そうならない為に三要素の数値を上手く調整して適正露出の写真を目指しましょう!
本題の前に露出三要素の特徴を思い出してもらいました。
では次に数値の設定の考え方について詳しく解説します!
三要素の関係性を攻略しよう!
上記の添付写真を参考にさっそく露出の作り方を知っていきましょう!
まず基準となる適正露出にどのように持っていくのか、どのように考えれば良いのかをお伝えします。
色んな考え方がありますが僕的に一番わかりやすい考え方が以下になります。
【「適正露出」=100%と考えるようにします。】
3つの【シャッター速度】【絞り】【iso感度】の光量を足して引いて100%になるように考えます。もう一度言いますが100%=適正露出と考えてくださいね!!
※考え方なだけでカメラ本体に%の記載はありません。
では例を2つほどあげます。
※環境によって変わりますので一つの例としてみてください。
⑴背景をぼかすことを第一に考えた場合の例。
絞りは背景を強くぼかしたい!と言うことで、F3.5に設定。(光量50%)
iso感度はノイズ低減のため小さめにiso400に設定。(光量20%)
シャッター速度は写真がブレない程度に早めに1/600に設定。(光量30%)
50%+20%+30%=100%(適正露出)
ほぼ絞りで明るさを作ったことによりisoとシャッター速度に余裕ができた感じですね♪
⑵暗い室内でとりあえず明るさキープする事を考えた場合の例。
ちょっと暗い場所なのでiso感度を高めてiso2500に設定。(光量40%)
絞りでも明るさを作っておくためF3.5に設定。(光量30%)
シャッター速度は明るさを意識して1/200に設定。(光量30%)
40%+30%+30%=100%(適正露出)
暗い室内で明るさを作るためにisoを気持ち強めに全体的にバランスよく調整した感じです!
このように一つ一つの設定変更で明るさを強めたり弱めたりして最終パーセンテージが100%になるように考えるとわかりやすいです。
例えば、上記の例で足して130%になってしまった場合はどれかの光量(%)を下げることで100%にすれば適正露出になると言うことです。
どれを下げるかは自由で3つを少しずつ下げてもOKです!
明るめの写真が好きな人は
実は適正露出が思ってたより暗いなんてことはしょっちゅうあります笑
ただ、適正露出を基準にする事が大事なのでそこは必ず覚えておいてくださいね!!
そして、多くの人が「明るい写真が好き」そのように考えます。
そんな人は先ほどの露出=100%の考え方で全て足した光量が120%、130%になるように考えればいいのです。
添付写真ではiso感度を+200増やして、100%の適正露出が120%になりましたね!
※露出計の数値で言うと1、2あたりになります。
なので、暗い写真が好きな人は逆の考え方になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
露出三要素の関係性と考え方は分かっていただけたでしょうか?
最初は難しいと思いますが、露出=100%の考え方で、それぞれの数値をコントロールしてみましょう。
ただ、「露出=100%」の考え方は三要素からどのように露出が作られているかの考え方(知識)に過ぎないです。
毎度パーセンテージで考えていたら逆にわかりにくいので仕組みさえ理解できたら自分のやりやすいようにやってくださいね♪
ちなみにiso感度は数値が上がれば画質が落ちるのは覚えてますか?そうならないようにシャッター速度、絞りをコントロールするのは一つのコツですよ!
快晴の日の野外とちょっと暗めの室内とじゃ全然設定が変わってきますので違う環境で何度か試すと勉強になりますよ!
わかればわかるほど次のレベルのカメラ、レンズが欲しくなるかもしれないですね笑
お金がかかります…
出張撮影eNu(エヌ)は家族の絆を結ぶお写真の提供を目指しております。
アルバムに大切に保管したり、写真立てにして飾ったりしてみてくださいね。
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